Solo trip ひとりたび
僕が学生時代にあまり出来ずに後悔していることの一つが1人旅だ。
こう見えてもサッカー小僧だったので、学生時代は旅というよりは遠征や合宿で日本全国を集団で駆け巡っていたので、1人旅とは無縁な生活を送っていた。
しかしゲストハウスを経営していると、予想以上に1人で旅をしているバックパッカーに出会う。
詳しく統計を取っているわけではないけれど、感覚的にドミトリーに宿泊するゲストの半分以上は1人旅なんじゃないだろうか。
1人旅という言葉を聞くと、こいつ寂しいやつだな。という人が必ずいると思うが、まったくそんなことはない。1人旅には1人旅にしかできないメリットがたくさんある。
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自由に旅行できる
1番のメリットは自分が行きたい時に行きたいところ、泊まりたい場所を自由に選べることだ。
友達の予定や好みに合わせる必要がない。
他人に気を遣わなくて旅をするって、本当に自由で気が楽だ。
また事前に美味しそうなレストランやカフェ、おしゃれなお店、観光スポットを調べるのも楽しい。
ゲストハウスに宿泊するんだったら、ノープランでぶらりと旅行するのもまたよし。
スタッフやオーナーさんからオススメの場所を聞いて、ガイドブックにも載っていない地域の人のみぞ知るお店を巡るのもまた楽しい。
新しい友達を作りやすい (if you want)
1人で旅をする醍醐味は、その旅先で新しい友人を作れることだ。それも一生ものの。
友達と一緒に旅をすると必然的にその友達と話すことになるが、1人旅の場合はその制約がない。
1人でいるほうが話しかけやすく、また話しかけられやすい。特にゲストハウスで全く知らない人同士で仲良くなって、一緒にどこかへ行くことになりました!という人たちは圧倒的に一人旅同士のケースが多い。
自分を見つめ直す時間ができる
人は誰でもそれぞれ悩みを持っていると思う。
本当に自分の人生はこのままで良いのだろうか、就職活動どうしようか、転職しようかな、、あの人に告白しようかな・・etc。そういうときに一人旅をすると良いと思う。
いつもと違う環境に身を置くことで、自分自身を違った角度で見ることができると僕は思っている。
ゲストハウスで働いているとびっくりするくらい多くの人が仕事を辞めたのを機に、一人旅に出ました!という人に出会う。人生の転換期に旅をしてみると今まで知らなかった自分を見つけて、もしかしたら良い方向に人生が転がるかもしれない。
自信がつく
初めての1人旅って誰でも最初は不安だ。特に海外への1人旅となると、食事の注文を英語や違う言語でするだけでもドキドキものだ。
道に迷ったり、店員さんが言っていることが理解できなかったり、バスの乗り方がわからなかったりといろいろな問題に遭遇すると思う。
そういった問題に直面して1つでも難所をやりすごせれば、自ずと自分に自信が持てるようになる。
こういった積み重ねが、自分を変えるきっかけになり旅を終えると一回り成長した自分に気がつく。
自分に自信がなくて、とっても恥ずかしがりやで・・・でも自分を変えたい。そう思っている人にこそぜひ一人旅に出て欲しい。
ばばばっと書きましたが、僕も来年あたり1月ほど宿を占めてヨーロッパへぶらりと一人旅でもしてこようかと思います。なんせ、いまだにヨーロッパへ行ったことがないので・・。DOT HOSTEL NAGANOに来てくれているメイン客層はヨーロッパからの旅人たち。そんな彼らがどういったところに住んで、どういう生活をしているのか。自分の目で確かめなくては。楽しみだな〜