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2020-04-18

コロナ禍に思う

4月16日、とうとう緊急事態宣言が全国に拡大された。

門前のお膝元である権堂商店街でもコロナ感染者が発生し、濃厚接触者も複数に及ぶということで近隣のお店は業種問わずほとんど休業を余儀なくされている。

休業したとしても、固定費である家賃や人件費が発生するので手元の資金に余裕がない店は営業せざる負えず命の危険を感じながらも営業しているお店だってある。全ての業種でとは言わないが、休業要請と補償のセットをいち早く長野県・長野市にお願いしたいところである。市長や市議会議員さんは選挙の時だけ”市民の安全・安心を守ります!!”と叫んでおきながらも今はだんまり。はたして今の長野県民・長野市民の安全は守られているのだろうか?他県と比べてもしょうもないが、あまりにも動きが遅いとしか言えないのではないか。僕たちの払った税金はどこに消えているのでしょうか?と愚痴の一つでも言いたくなります。

ウイルスは人を選ばない。グローバル化された現代社会において、ウイルスには国境など関係なくあっという間に全世界に拡散されているのはみなさんご存知の通り。

DOT HOSTELのお客さんでもたくさんのゲストとSNSを通じて連絡を年間通して取り合っているので、世界中の特に欧米に住んでいるゲストからロックダウン中で暇なのもあるのだろうが(笑)、よくメッセージが飛んできて彼らの日常を垣間見ることができる。

スイスのラ・ショードフォンに住むパトリスは、ロックダウンされるほど厳しい措置はまだ取られていないが、感染は徐々に拡大中で製薬会社に務める彼はコロナ治療薬開発の最前線で毎日深夜まで働いていたりだとか、カナダのトロントに住む年配のデイビットはロックダウン中で買い物以外は家から出れず、ストレスを感じる毎日だという。ウイルスで死んだり、経済的に死ぬのもやだね。普通に寿命で死にたいよ。また日本に行きたいよ。とぽつり。

 

DOT HOSTELは大丈夫なの?と心配してくれるお客さんや地域の人もいるが、幸いキャッシュは手元にあり、いざとなったら銀行や公庫からの融資も受けられるのでしばらくは大丈夫であろう。

 

アメリカ経済、とりわけニューヨークではとんでもない数の死者を毎日だして、ロックダウン中なのだが株価は一度底をついてからというもの、徐々に盛り返してきている。一体全体アメリカという国はどうなっているんだ。なかでもバイオテクノロジー関連が買われていて、投資家の注目はもはや5Gとかテクノロジーがどうしただとか、新車が出ただとかには全く眼中になく、コロナに効くお薬やワクチンはいつできるのか!どこの会社が作るのか??みたいな圧が株価に如実に現れてきている。防衛関連の株もここ数日、値を上げてきている。トランプさんはきっとこのウイルス蔓延の全責任を中国に負わせ、賠償・謝罪を求めるだろう。戦争にだけはならないで欲しいと思いながら、ミサイルを作っている企業の株を昨晩ポチった宿主であった。