Close

2022-04-18

長野マラソンとゲストハウス

長野マラソンが3年ぶりに開催され、多くのランナーが久しぶりに長野市内を颯爽と駆け抜けた。

コロナが長野でも増えてきており、開催が危ぶまれたが無事に開催され約6200人のランナーが参戦した。

長野マラソンの前日は我が宿にとっても特別だ。宿泊者のほぼ全員がマラソンランナーであり翌朝の出発が早く、消灯を早める必要があるのだ。マラソンランナーにとっては、いや他の競技でも同じだが、前日の睡眠ほど大切なものはないのではあろうか。

初マラソンの方はソワソワしている感じが見受けられ、何度も走ってるであろうベテランというか経験者からは余裕が感じられる。経験に勝るものはない。

ランナーさんの夜の過ごし方も様々だ。銭湯や温泉に行きリラックスする方、善光寺へ行き祈りを捧げる方、部屋に篭り明日に向けて全集中する方。マラソンにはゴールこそ決まっているものの、それぞれのランナーには楽しみ方が、レースへの挑み方がそれぞれあるのだ。そしてその闘いは長野に着くもっともっと前から始まっているのだ。

 

無事にチェックインも終了し、消灯。

翌朝、最高の天気。気温も高すぎず、低すぎず最高のコンディションではなかろうか。

善光寺付近を走る時間帯が大凡朝8:00~8:30くらいなのでそのくらいの時間に合わせて中央通りにある82銀行さん前に陣取りランナー( 宿泊者・友人)を応援。毎回そうだが、ランナーが多すぎてほぼほぼ判別できないのだが。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Dot Hostel Nagano(@dot_hostel_nagano)がシェアした投稿

写真は2017年のもの

毎回、宿泊者のランナーから聞かれることの一つが”宿主はマラソンを走らないか?”である。

結論から言うと宿主は走らない。走るのは好きだが長距離は走りたくないのだ。というのも高校時代にサッカー部に所属していたのだが、強豪校にありがちな地獄の合宿で朝から10数キロを走らされたのがトラウマになっているのだ。それも決まって合宿地は長野の菅平、長野と群馬の境にある嬬恋村だったので、長野で長距離を走ることであの苦い思い出がフラッシュバックしてくるのだ。

しかし、完走し終わった後のランナーの表情から滲み出るあの”やりきった”感は何かそそられるものがある。