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2016-11-29

Story

あっ!!!っという間に11月ももうすぐ終わりですね。DOT HOSTEL NAGANOの客層は相変わらず、ヨーロッパ勢を中心に米国やオーストラリア、珍しいところだとイスラエルからの旅人(バックパッカー)がここ最近増えています。スキーシーズンになったらオーストラリア人が増えてくるのでしょうか。日本人の方も週末を中心に宿泊してくれてます。

スマホに夢中なみなさん

スマホに夢中なみなさん

dotで僕が大事にしているのは居心地良い空間・雰囲気を作って宿泊者が快適に過ごせるようにすること、はもちろんのことお客さんが何を望んでいるのか、どこに行きたいのかということを向こうから聞かれなくてもこちらから先に察知して提案できるよういつも五感をフル活用している。

ぼけーとしているように見られがちですが、ちゃんと仕事していますよ。

適度な距離感を欲する方もいれば、お喋り大好きな方もいるのでカウンターの中でじっとしていたり、時にはカウンターから出て一緒にお喋りしたりと、ちょこまかとお邪魔にならないように移動しています。

先日、5日間宿泊してくれた米国のアラスカから来たDan。

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スタッフまゆにチェコバナナを買ってあげた優しいDan。

彼はまさに誰かとお喋りしたいオーラをぷんぷん発していたので、彼とはよく話しました。僕が旅人に聞くのは、you は何しに長野へ?というより、もっと深く”どんな生き方を今までしてきたのか、どういう仕事をしてきたのか、学生だったら専攻はなにでどういう仕事をしたいの?とか、日本は長野はどういったところが良くて、どんなところがダメだと思うんだい”だとか。もちろん失礼にならないように、投げる質問は人によりけりなんですけど。自分も対等に今までどんな仕事して、どんな思いで長野へ来てゲストハウスをやっているのかとかよく話します。こういうその人しか語ることができないストーリーを聞くのは、とても楽しいし、自分の話をして相手が自分や長野に興味を持ってもらえるのも嬉しい。

Danに話を戻すと、1質問すれば3つ4つくらいアラスカ訛りの英語でぼんぼん答えてくれたからだいぶ抜けてるところもあるけれど、要約すると彼はアラスカの工場でメンテナンスの仕事をしていたけれど、レイオフ(不況による操業短縮などの際に、企業が労働者を一時的に解雇すること。)されたのを機に、家も家具も車も全てを売り払い現金に換え、バックパック一つで世界一周をの旅を初めてまだ一ヶ月。日本を最初の国に選んだのは、広島で行われるスピーチの大会に出たいからだとか。彼の夢はプロのスピーカーになること。ゲストハウス経営にも興味があるみたいだ。長野では戸隠、松代に行き相当気に入った様子で、日本に住むなら長野に住みたい、旅が終わったら長野に帰ってきたいなと興奮しながら言ってくれました。また会えると良いな〜。

そんなDanの旅の様子がFacebookで見れます。日記を書いていて、誰でも見れるように公開しているので是非見てみてください。すごく英語の勉強にもなるかと思います。

Trekking Coddiwomple: Dan’s Travel Blog

ゲストハウスをやっていると本当にいろんな国からいろいろ人たちが集まってくる。

そして当然だけど、一人として同じ人がいない。

それぞれのストーリーを持っていて、それぞれの人生観がある。

みんなちがって、みんないい。